歓迎の意を示すのは、フランスの擬人像。

マリー・ド・メディシスの前で身をかがめ、歓迎の意を示すのは、フランスの擬人像。この人は、「青地に金の百合」の衣装が目印。これはフランス王家の紋章です。この人は、連作「マリー・ド・メディシスの生涯」全24枚中たくさんの場面に登場しています。さあどこにいるでしょうか。「青地に金のユリ」を目印に、是非探してみてくださいね。

(ピーテル・パウル・ルーベンス作「マリー・ド・メディシスのフランス上陸(連作「マリー・ド・メディシスの生涯)」、1622-1625年、パリ、ルーヴル美術館、INV1774、3.94×2.95m)

名画を読み解く

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