マグダラのマリア。

マグダラのマリアは、キリストの最も有名な女性の弟子。キリスト教美術では聖母の次によく描かれる女性です。その目印は、おろした長い髪と香油壺。ではここではどこにいるかわかりますか?手前の人物たちの中央、聖母とキリストのすぐ下、すごくいい場所です。

(フラ・アンジェリコ作「聖母戴冠の祭壇画」、1430-1432年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV314、2.09×2.06m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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