三美神。ルーベンス。

こちらは、17世紀、ルーベンスの表現。大作「マリー・ド・メディシスの生涯」の一場面。ここでも同じく三美神は肩に手をかけ互いに体に触れる姿です。こちらは、「マリー・ド・メディシスの教育」という場面です。神々がマリー・ド・メディシスに贈り物をしています。ここで三美神が少女に贈るのは、「女性としての魅力」または「女性の美徳」でしょう。

(ピーテル・パウル・ルーベンス作「マリー・ド・メディシスのフランス教育(連作「マリー・ド・メディシスの生涯)」、1622-1625年、パリ、ルーヴル美術館、INV1771、3.94×2.95m)

名画を読み解く

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