連作「マリー・ド・メディシスの生涯 」22~24枚目。

連作「マリー・ド・メディシスの生涯 」22~24枚目。物語の結末部分です。。息子ルイ13世(ブルボン王朝、在位:1610-1643年)との和解です。「和解成立」「リュイヌ侯爵の死」「真実の勝利」。ここで倒されている怪物は、争いの原因に仕立て上げられた人物を暗示。母と息子の不幸な仲違いは悪の権化であるこの人のせい、マリ・ド・メディシスもルイ13世も潔白という表現です。

(ピーテル・パウル・ルーベンス作「アンジェでの和約締結、1620年8月10日(連作「マリー・ド・メディシスの生涯」)」、1622-1625年、パリ、ルーヴル美術館、INV1787、3.94×2.95m)

(ピーテル・パウル・ルーベンス作「リュイヌ侯爵の死後の王太后と息子の完全和解、1621年12月15日(連作「マリー・ド・メディシスの生涯」)」、1622-1625年、パリ、ルーヴル美術館、INV1788、3.94×2.95m)

(ピーテル・パウル・ルーベンス作「真実の勝利、または王太后と息子の完全で心からの結びつき(連作「マリー・ド・メディシスの生涯」)」、1622-1625年、パリ、ルーヴル美術館、INV1789、3.94×1.60m)


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