ギュスターヴ・モロー。プロメテウスは人類の恩人。

プロメテウスは人類の恩人。神話の物語ではプロメテウスをさいなむのは、最高神ユピテルの鳥である鷲。モローの表現は違います。「私の感情的に、最も気高く最も高貴な生き物である鷲が、この運命を受け入れた人物の拷問役というのは受け入れがたいのだ」モローには物語を忠実に描くことは問題ではない。物語との違いが見る者を戸惑わせ引きつけ魅了します。

(ギュスターヴ・モロー作「プロメテウス」、1868年、パリ、ギュスターヴ・モロー美術館、Cat196、2.05×1.22m)

(ギュスターヴ・モロー作「プロメテウス(部分)」、1868年、パリ、ギュスターヴ・モロー美術館、Cat196、2.05×1.22m)


名画を読み解く

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