球体と十字架を結び付けたものは神とキリストの持ち物。神の力が満ちた世界を暗示します。ネーデルラントのことわざ「世に出たければ身をかがめよ」「親指の上で世界を回す」「逆さまの世界」「世界の上で糞をする」。さあどういう意味でしょうか。
■「世に出たければ身をかがめよ」
→世間で通用するようになりたければそこに適応しなければならない
■「親指の上で世界を回す」
→人を意のままに操る
■「逆さまの世界」
→何事もあるべきようにはならない
■「世界の上で糞をする」
→世界の全てを軽蔑している
(ピーテル・ブリューゲル父作「ネーデルラントのことわざ(部分)」、1559年、ベルリン、絵画館、1.17×1.63m)
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