女神ディアナ(アルテミス)は極めて厳格な処女神です。

女神ディアナ(アルテミス)は極めて厳格な処女神です。古代では絶対に裸体では表現されません。ディアナの裸体を見てしまった男性は、偶然であっても容赦されません。2枚目では怒った女神に鹿にされてしまっています。取り巻きの者も乙女のみ。純潔を汚されてしまった者は追放です(3枚目)。


(「アルテミス、狩猟の女神(またはヴェルサイユのディアナ)」、ローマ時代コピー、オリジナル:前330年頃、パリ、ルーヴル美術館、MR152、高さ2m)

(フランチェスコ・アルバーニ作「鹿に変えられるアクタイオン」、1640年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV16、77×99cm

(ポール・ブリル作「カリストの妊娠を見つけるディアナ」、1615-1620年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV207、1.61×2.06m)

名画を読み解く

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