どちらもギュスターヴ・モローの作品。神々しい男性は、どちらも最高神のユピテルです。女性は1枚目がエウロペ、2枚目がセメレです。どちらも人間の女性。セメレはエウロペの姪にあたります。最高神ユピテルの妻ユノ女神は、エウロペに続きセメレも夫の愛を受けたことを知り、怒りを新たにします。セメレはユノ女神の策略により命を落とします。
(ギュスターヴ・モロー作「ユピテルとエウロペ」、19世紀、パリ、ギュスターヴ・モロー美術館、Cat189、78×40cm)
(ギュスターヴ・モロー作「ユピテルとセメレ。1895年、パリ、ギュスターヴ・モロー美術館、Cat91、2.21×1.18m)
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