マリアの懐胎。両親の黄金門でのキス。

聖母の父ヨアキムは子供のないことを非難され羊飼いたちのもとへ身を隠していました。天使がヨアキムに娘の誕生を告げ、ヨアキムを案じる妻アンナもお告げを受けます。二人はエルサレムの黄金門で再会し、挨拶のキスを交わした時アンナのお腹にマリアが宿ります。

(ジオット作「黄金門での再会」、1303-1305年、パドヴァ、スクロヴェーニ礼拝堂、2×1.85m)

名画を読み解く

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