キリスト生誕。聖母の誕生。

キリスト教美術でよく描かれる誕生の場面は、キリストの生誕と聖母の誕生。キリストは聖母が乙女のまま身ごもり産んだ神の子。聖母は高齢で子供がいなかった夫婦の間に、性行為によらずできた奇跡の子供。1枚目が聖母。2枚目がキリスト。舞台が違う。聖母は中流階級の家で生まれます。

(ジオット作「聖母の誕生」、1303-1305年、パドヴァ、スクロヴェーニ礼拝堂、2×1.85m)

(ジオット作「キリスト生誕」、1304-1306年、パドヴァ、スクロヴェーニ礼拝堂、2×1.85m)

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