左の聖王ルイ(ルイ9世、カペー王朝、在位:1226-1270年)と洗礼者ヨハネは、親しげに話をしている様子です。二人は、生きた時代も場所も全然違います。これはどういうことなのか?キリストの茨の冠を手に入れて、サント・シャペルを建てた敬虔な王聖ルイは、洗礼者ヨハネの頭の骨のかけらも、手に入れ、サント・シャペルに収めた、ということです
(アンドレ・ディープル作?「パリ高等法院の磔刑図(部分)」、1450年以前着手、パリ、ルーヴル美術館、RF2065、2.26×2.70m)
(「サント・シャペル内部」、1890-1900年頃)
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