クラナッハ「ロトと娘たち」。旧約聖書の話。腐敗したソドムとゴモラの町は神の怒りにより滅ぼされる。ロトと家族は逃れるが妻は振り返り恐怖で塩の柱になってしまう。二人の娘は結婚相手がいなくなってしまったと思い、父を酔わせ父から子種をもらう。ぞっとするような父と娘の近親相姦のお話。娼婦のような娘たち。ここには別な意図も込められていそうな感じです。
(ルーカス・クラナッハ父「ロトと娘たち」、1528年、ウィーン、美術史美術館、56×37cm)
(ルーカス・クラナッハ父「ロトと娘たち(部分)」、1528年、ウィーン、美術史美術館、56×37cm)
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