1月。水瓶座。宴。ヤヌス神。

1月ははじめの方が山羊座で終りの方が水瓶座。ベリー公の時祷書では二つの星座が描かれて、シャルトルの大聖堂は水瓶座が1月を代表する。星座と月の活動が結び付けられる。ベリー公の時祷書は年の初めの宴の場面。シャルトルは1月は例外。過去・現在・未来を見る「ヤヌス神」という神が描かれます。


(ランブール兄弟作「1月(ベリー公のいとも豪華なる時祷書)」、1411-1416年、シャンティイ、コンデ美術館、29×21cm)

(「12の月・12星座(部分)」、13世紀、シャルトル、ノートルダム大聖堂)

(「12の月・12星座(部分)」、13世紀、シャルトル、ノートルダム大聖堂)


名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

0コメント

  • 1000 / 1000