1枚目はルーヴル美術館のボッティチェリ。聖母の後ろに垣根。つまりここにも「閉ざされた庭」=聖母の子宮の暗示。人間の男性には閉ざされた聖母の子宮です。この垣根はバラ。トゲがあるのでバラは「痛み」を表わす。赤は血の色でキリストの痛み。白は純潔で聖母の痛みです。
(ボッティチェリ作「聖母子と若き洗礼者聖ヨハネ」、1470-1475年頃、パリ、ルーヴル美術館、96×67cm)
(フラ・アンジェリコ作「受胎告知」、1442年頃、フィレンツェ、ウフィツィ美術館、2.30×3.21m)
(ハンス・メムリンク作「ジャン・ド・スリエの二連祭壇画(部分)」、1489年頃、パリ、ルーヴル美術館、RF309、高さ25cm)
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