【ルーヴル美術館の名品150選113】。戦の勝利に感謝し奉献された作品。注文者はひざまずき手を合わせる人物。聖母は保護・キリストは祝福の仕草をする。2枚目はルーヴル美術館秘蔵の至宝、ダ・ヴィンチ作イザベラ・デステの肖像。この二人が夫婦です。
聖母の広げたマントも保護のしるし。マントを持つのは大天使聖ミカエルと聖ゲオルギウス。この二人は戦士(騎士)の二大聖人で、よく一緒に描かれます。3・4枚目はルーヴル美術館・ラファエロの作品です。
(アンドレア・マンテーニャ作「勝利の聖母」、1496年、パリ、ルーヴル美術館、INV369、2.85×1.68m、イタリア絵画部門、ドゥノン翼)
(レオナルド・ダ・ヴィンチ作「イザベラ・デステの肖像」、1500年、パリ、ルーヴル美術館、63×46cm、グラフィック・アート部門)
(ラファエロ作「悪魔を倒す聖ミカエル(または小さい聖ミカエル)」、1503-1505年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV608、30×26cm、イタリア絵画部門、ドゥノン)
(ラファエロ作「聖ゲオルギウス」、1503-1505年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV609、29×25cm、イタリア絵画部門、ドゥノン翼)
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