【ルーヴル美術館の名品150選77】。ラ・トゥール作「聖トマス」。キリストの弟子「十二使徒」の一人。復活したキリストが使徒たちに現れたとき居合わせず話を聞いても信じられない。再度現れたキリストの傷に触れてようやく信じる。すぐに信じられなかった自分を悔いているよう。背後の光が人物の聖性を暗示します。手にした槍はトマスが触れたキリストの脇腹の傷を暗示します。
(ジョルジュ・ド・ラ・トゥール作「槍を持つ聖トマス」、1635年頃、パリ、ルーヴル美術館、RF1988-15、0.7×0.62m)
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