モローと世紀末文学。

ギュスターヴ・モロー「サロメ」。モローの作品は同時代の人々も魅了し、世紀末文学にモローの実在の作品が登場する。耽美的な貴族がモローの作品を購入し夢想にふける。「世紀末文学の聖書」と言われるユイスマンス「さかしま」という作品です。

(ギュスターヴ・モロー作「ヘロデ王の前で踊るサロメ」、1876年、ロサンゼルス、アルマン・ハマー美術館)

(ギュスターヴ・モロー作「ヘロデ王の前で踊るサロメ(部分)」、1876年、ロサンゼルス、アルマン・ハマー美術館)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

0コメント

  • 1000 / 1000