サロメに首が現れる。

ギュスターヴ・モロー。「サロメ」はモローがくり返し描いたテーマ。サロメは踊り、ヘロデ王を魅了する。褒美にサロメは洗礼者ヨハネの首を所望する。処刑された聖人の首がサロメに現れる。聖書の記述から大きく逸脱します。

(ギュスターヴ・モロー作「ヘロデ王の前で踊るサロメ」、1876年、ロサンゼルス、アルマン・ハマー美術館)

(ギュスターヴ・モロー作「まぼろし(または出現)」、1875年、パリ、ギュスターヴ・モロー美術館、1.42×1.03m)

名画を読み解く

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