【名品133】「バルダッサーレ・カスティリオーネの肖像」ラファエロ2023.02.28 12:00【ルーヴル美術館の名品150選133】。ラファエロが描く実に見事な肖像画。黒・白・グレーが調和する全体。ブルーの瞳が惹きつける。人物は著作「宮廷人の心得」を書いた人。宮廷人は派手さよりも素材の良さをこそ重視すべき。自ら宮廷人の気品を体現する。
【名品132】「美しき女庭師」ラファエロ2023.02.27 12:00【ルーヴル美術館の名品150選132】。聖母子ともう一人の子供。聖書に記述のない場面。ひざまずくのは洗礼者ヨハネ。二人の子供は親戚。ヨハネが6か月年上。二人は母親のお腹の中で「会って」いて、次に会うのは大人になってから。ヨハネはキリストに敬意を示します。
愛は全てに勝つ。2023.02.27 10:37「ルーヴル美術館展」テーマは 「愛を描く」 。愛は多くの美術作品の主題となる。ルーヴルではないがこちらは「愛はすべてに勝つ」という寓意。愛の神(翼・弓矢)が牧神パン(半分山羊姿、葦笛)を打ち負かす。牧神の名前パンは「全て」という意味です。
【名品131】「悪魔を倒す聖ミカエル」ラファエロ作2023.02.26 12:00【ルーヴル美術館の名品150選131】。舞台は地獄。罪人たちが責めさいなまれる。城塞は異教・異端の者たちがいるところ。金メッキされた鉛のマントをまとう偽善者たち。蛇にさいなまれる強盗たち。地獄の最奥に悪魔大王サタン。大天使ミカエルがサタンを倒す。善が悪を倒す。大天使ミカエルと悪魔...
魚座の魚はこの二人。2023.02.26 10:59ルーヴル美術館展 楽しみです。愛を描く 。愛の女神と息子愛の神を描くのがこちらの作品。こちらもルーヴル。眠る愛の女神を見つけ半人半獣のサテュロスが欲情する。ところで魚座は二匹の魚をつなげた姿とは前の投稿で述べたところ。この二人が魚に変身したのです。
【名品130】「フランソワ1世」ジャン・クルーエ2023.02.25 12:00【ルーヴル美術館の名品150選130】。今回取り上げるのは1枚目。これは誰か?フランス国王。2枚目は非常に有名なフランス国王。ルイ14世。ルイ14世は王冠や王笏、王家の紋章のマントなどなど権威の象徴に囲まれる。1枚目にもありますよ。権威のしるし。わかりますか?わかりましたか?タピ...
魚座は繋がった二匹の魚2023.02.25 11:372/20過ぎから1ヶ月は魚座の期間です。シャルトルのステンドグラス。魚座は2月に対応。左に暖をとる人。魚座は2匹の魚がつながった姿。これは愛の女神ウェヌス/ビーナスと息子の愛の神が怪物から逃げるため変身した姿。はぐれないよう互いの体を結びつけたという伝説です。
犬も悲しむ。犯人はイノシシ。2023.02.24 13:30ルーヴル美術館展楽しみです。愛を描く。愛の女神の恋人が死んだのです。共にいる女性は三美神。狩猟好きの若者。道具が転がる。犬たちが悲しむ。犯人は猪。愛の神たちが制裁。拡大を。
【名品129】「荒野の聖ヒエロニムス」ヨアヒム・パティニール2023.02.24 12:00【ルーヴル美術館の名品150選129】。この画家は「最初の風景画家」と言われ景色の中にたくさんの物語や暗示が盛り込まれる。ここには「ライオンの恩返し」話が描かれている。右側中景・遠景に注目です。ヒエロニムスは怪我をしていたライオンを助ける。商人が修道院のロバを盗む。2枚目はライオ...
【名品128】「景色の中のウェヌス」ルーカス・クラナッハ2023.02.23 12:00【ルーヴル美術館の名品150選128】。ウェヌスは愛の女神。でもどうも女神には見えない。どういう作品か。帽子や薄布、アクセサリーが裸体を強調する。蠱惑的な瞳が印象的。背景の森や景色も見所です。
アルミーダ。復讐から恋へ。2023.02.23 10:30ルーヴル美術館展がらみ。愛を描く。魔女アルミーダは本当は敵方の総司令官を籠絡したかった。相手は高潔でできず、腹いせに大量の戦士を魅了し連れ去る。それを解放したのが若き勇者リナルド。復讐をもくろむが恋に落ちる。さらい、魔法で恋人にしてしまいます。
【名品127】「三美神」ルーカス・クラナッハ2023.02.22 12:00【ルーヴル美術館の名品150選127】。三人の裸体の女性たち。裸体に帽子やアクセサリーを身につけ手にした薄布は裸体を全く隠していない。この作品は何を表わした作品か?作品のタイトルは「三美神」。女神なのかそうではないのか。独特の魅力を放つ女性たち。クラナッハはお好きな方が結構多い画...