妖艶な魔女アルミーダ③

「解放されたエルサレム」。恋する魔女アルミーダは迷宮の先にある秘密の庭園に、さらってきた若き英雄リナルドを閉じ込め魔法で夢中にさせる。鳥が恋の歌を歌う。原典の表現はかなりエロチックです。

(ジャンバッティスタ・ティエポロ作「アルミーダの魔法の庭園のリナルドとアルミーダ」、1755年、シカゴ美術館、1.87×2.60m)

(ダフィット・テニールス子「アルミーダの庭園」、マドリード、プラド美術館、1628-1630年頃、27×39cm)

(ドメニキーノ作「リナルドとアルミーダ」、1617-1621年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV798、1.21×1.68m)

(アンニバーレ・カラッチ作「リナルドとアルミーダ」、1601年頃、ナポリ、カポディモンテ美術館、1.54×2..33m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

0コメント

  • 1000 / 1000