かわいいのに「淫欲」②。

名画を読み解く。動物の話。かわいいのにウサギは「淫欲」の象徴。こちらはルーヴル美術館のとある聖母子像、至宝中の至宝のディテール。つがいのウサギが潰されている。聖母が淫欲と無縁であることを表わします。何の作品か?答えはこちらです。

(ヤン・ファン・エイク作「ロランの聖母(部分)」、1434-1435年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV1271、66×62cm)

(ヤン・ファン・エイク作「ロランの聖母」、1434-1435年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV1271、66×62cm)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

0コメント

  • 1000 / 1000