教皇冠と鍵のシンボル。

教皇はファン・エイクの作品に描かれた神/キリストと同じ冠を被る。3つのティアラは神・キリスト・聖霊を表す。神はこれら三つであり一つ。教皇の紋章にはこの冠と2本の鍵。鍵は2枚目の場面に由来します。

(ファン・エイク兄弟作「ヘントの祭壇画(神秘の小羊の祭壇画)(部分)」、1430-1432年頃、ヘント、聖バヴォン大聖堂、3.50×4.61m)

(ペルジーノ作「ペテロに天国の鍵を渡すキリスト」、1481-1482年、3.35×5.50m)

名画を読み解く

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