メトロポリタンのクラナッハ「パリスの審判」⑦。

メトロポリタン美術館展のクラナッハ(またはクラーナハ)「パリスの審判」。手前の人物を堪能した後は景色の魅力に引き込まれていくはず。古城街道を思わせる。水辺に街。波止場があり船が出る。この部分は物語の続きを考えさせる。パリスは愛の女神を選び、代償である絶世の美女ヘレネをスパルタからトロヤに連れ出します。

(ルーカス・クラナッハ(父)作「パリスの審判(部分)」、1528年、ニューヨーク、メトロポリタン美術館、1.01×0.71m)

(ルーカス・クラナッハ(父)作「パリスの審判(部分)」、1528年、ニューヨーク、メトロポリタン美術館、1.01×0.71m)

(ルーカス・クラナッハ(父)作「パリスの審判」、1528年、ニューヨーク、メトロポリタン美術館、1.01×0.71m)

名画を読み解く

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