メトロポリタンのジェローム「ピュグマリオンとガラテア」③。

メトロポリタン美術館展 2つの作品の面白い関係。彫刻から人間になった女性と作者の男性の間に生まれた子がキニュラス。その娘ミュラは父に禁断の恋心を抱き、父をだまし交わる。実の父娘の間に生まれた世にも美しい子供が2枚目の男性アドニスです。出典は変身物語巻10です。

(ジャン・レオン・ジェローム作「ピュグマリオンとガラテア」、1890年、ニューヨーク、メトロポリタン美術館、88.9×68.5cm)

(ティツィアーノ作「ウェヌスとアドニス」、1550年頃、ニューヨーク、メトロポリタン美術館、1.06×1.33m)

名画を読み解く

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