メトロポリタンのジェローム「ピュグマリオンとガラテア」④。

メトロポリタン美術館展 2つの作品をつなぐ話はこう。彫刻だった女性と作者の男性の間に生まれたのがキプロス島の王キニュラス。娘が父に恋し思い詰め自殺をはかる。乳母が悩みを聞き出し介入。母の留守中「王に恋い焦がれる娘がいる」と父の寝室につれていく。真実を知り父は娘を殺そうとします。

(「キニュラスとミュラ(変身物語巻10)」)

(ジャン・レオン・ジェローム作「ピュグマリオンとガラテア」、1890年、ニューヨーク、メトロポリタン美術館、88.9×68.5cm)

(ティツィアーノ作「ウヌスとアドニス」、1550年頃、ニューヨーク、メトロポリタン美術館、1.06×1.33m)

名画を読み解く

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