ルーベンスが描く十二使徒⑧マタイ。

ルーベンス作「十二使徒」八人目。ここからの五人は特定が難しい。こちらはマタイ。若者姿で武器を持つが、どちらも通常の表現とは異なる。マタイは通常壮年の男性で通常の目印は本と天使と筆記具。キリストについての証言を残した「福音書記者」。証言を書く姿。天使はマタイのシンボルです。

(ルーベンス作「聖マタイ」、1611年頃、マドリード、プラド美術館、1.06×0.82m)

名画を読み解く

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