乙女座の女神が伯父の神にさらわれる。

乙女座がらみの話。冥界の王プルトンは奥手で独身。穀物の女神ケレスの娘プロセルピナは乙女でいたいと願う。愛の女神としては許しがたい状況。プルトンに愛を燃え上がらせ、姪にあたるプロセルピナをさらわせ、妻にさせます。前の記事の処女神二人が左に描かれます。プラド美術館。

(ルーベンスと工房作「女神プロセルピナの誘拐」、1636-1637年、マドリード、プラド美術館、1.81×2.71m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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