ティツィアーノのマグダラのマリアは官能的。

この驚くほど官能的な女性も同じ人。マグダラのマリア。こちらは女性裸体表現の先駆者ティツィアーノ。ラ・トゥールの表現と同じ話を取り上げていると言うと驚きだろうか。瞑想生活中のマグダラのマリアは身にまとうものは自らの長い髪だけであったと語られます。

(ティツィアーノ作「マグダラのマリア」、1533年、フィレンツェ、ピッティ宮、84×69㎝)

名画を読み解く

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