マグダラのマリアは罪の女性でもと娼婦と考えられた。多くの娼婦が罪を許されキリストの忠実な弟子となったこの聖女に自分を重ねたことでしょう。2枚目はカラヴァッジョ。マグダラのマリアを描くようであり聖女を崇敬する娼婦を描くようでもある。どちらも娼婦の女性がモデルになっています。
(ティツィアーノ作「鏡を見る女性」、1515年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV755、1515年頃、0.99×0.76m)
(カラヴァッジョ作「聖女マグダラのマリア」、1594-1596年頃、ローマ、ドーリア・パンフィーリ美術館、1.06×0.97m)
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