ヴァトーのニンフの独自性。下にもニンフ(右下)とサテュロス。サテュロスは粗野で好色。ニンフは自然界の生命力や繁殖力を体現するのでむっちりとエネルギーに溢れる様で描かれることが多い。ヴァトーの場合は身近なかよわい少女のようだと思いませんか?
(ジャン・アントワーヌ・ヴァトー作「ニンフとサテュロス」、1715/1716年、パリ、ルーヴル美術館、MI1129、0.73×1.07m、フランス絵画部門、シュリー翼)
(ニコラ・プッサン作「バッカスの子供時代(小さいバッカナーレ)」、1624-1625年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV7295、0.97×1.36m、フランス絵画部門、シュリー翼)
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