聖家族の暮らしぶり。

同じくムリリョ。慎ましい暮らしの庶民の家族でしょうか。どの人物にも清らかな気品があります。前の作品と同じ人物。キリストと聖母と養い親ヨセフです。想像に基づく彼らの生活。大黒柱としてのヨセフが強調されます。

(バルトロメ・エステバン・ムリリョ作「鳥のいる聖家族」、1650年頃、マドリード、プラド美術館、1.44×1.88m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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