浮気現場を押さえられた側。

続き。前作同様ベラスケス。こちらは戦の神。どこか元気がない。何故?どういう場面か解釈に争いがある。戦のむなしさを表す?私は前2作と同じ話を想定していると思う。つまり愛の女神との睦みごとが太陽神に目撃され夫に現場を押さえられ、決まり悪そうにしていると考えます。

(ディエゴ・ベラスケス作「軍神マルス」、1638年頃、マドリード、プラド美術館、1.79×0.95m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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