川に流れるのがワイン。

2枚目はティツィアーノの特に魅力的な作品の一つ。ロンドン、ナショナル・ギャラリー。こちらはプラド美術館。同じ連作に含まれたものです。2枚目はワインの神と妻の出会い。こちらはワインの神をたたえる場面。ワインを飲み、酔い、楽しむ人々。そのワインは川から汲まれている。水の流れがワインです。

(ティツィアーノ作「アンドロス島の人々」、1523-1526年、マドリード、プラド美術館、1.75×1.93m)

(ティツィアーノ作「バッカスとアリアドネ」、1520-1523年、ロンドン、ナショナル・ギャラリー、1.76×1.91m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

0コメント

  • 1000 / 1000