マグダラのマリアは、ベタニアの兄弟姉妹の、マリアと同一人物とみなされます。

マグダラのマリアは、ベタニアという村の兄弟姉妹マルタ・マリア・ラザロの、マリアと同一人物とみなされます。全て「ラザロの復活」を描きます。復活するラザロの近くにいる、やや目立つ女性が姉妹のマリアで、マグダラのマリアと同じ人、というわけです。

(ヘールトン・トット・シント・ヤンス作「ラザロの復活」、1480-1484年頃、パリ、ルーヴル美術館、RF1285、1.27×0.97m)

(グエルチーの作「ラザロの復活」、1619年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV77、2.01×2.33m)

(ジャン・ジュヴネ作「ラザロの復活」、1706年、パリ、ルーヴル美術館、INV5489、3.88×6.44m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

0コメント

  • 1000 / 1000