ユピテルの父サテュルヌスが農業の神として表されているのがこちら。

最高神ユピテルの父、前の神々の王であったサテュルヌスが農業の神として表されているのがこちら。その父天空神ウラノスを去勢した鎌は農業神としてのシンボルになっています。左側でフランスの擬人像を守り、摂政マリー・ド・メディシス時代に農業が栄えたことを表します。右の二人の女性は豊穣と豊かさを表します。YOUTUBEの解説を是非。

(ピーテル・パウル・ルーベンス作「摂政政治礼賛(連作「マリー・ド・メディシスの生涯」)」、1622-1625年、パリ、ルーヴル美術館、INV1783、3.94×2.95m)


名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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