カラヴァッジョ作「マタイの召命」。人々に嫌われた徴税人であったマタイにキリストは「私に従いなさい」と言う。素行の悪そうな者たちに囲まれ「私ですか」と信じられない様子のマタイ。現実と絵の世界の境目がわからなくなる現実感。カラヴァッジョは聖なる人物を我々と同じ人間として描く。聖なる人物たちの感情が、ダイレクトに我々の心を揺さぶります。
(カラヴァッジョ作「聖マタイの召命(部分)」、1599または1600年、ローマ、サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会、3.22×3.40m)
(カラヴァッジョ作「聖マタイの召命(部分)」、1599または1600年、ローマ、サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会、3.22×3.40m)
(カラヴァッジョ作「聖マタイの召命」、1599または1600年、ローマ、サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会、3.22×3.40m)
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