ボッティチェリ。幼子の死の暗示。

ルーヴル美術館のボッティチェリ。ここにでは幼子キリストの死が暗示されている。人物の表情。バラ(聖母とキリストの痛み)。洗礼者ヨハネの十字の杖(十字架)。洗礼者ヨハネは人々に「この人は世の罪を贖う神の小羊である 」と言い、キリストの犠牲を予言します。

(ボッティチェリ作「聖母子と若き洗礼者聖ヨハネ」、1470-1475年頃、パリ、ルーヴル美術館、96×67cm)

名画を読み解く

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