【ルーヴル美術館の名品150選96】。ルーベンスの傑作。連作マリー・ド・メディシスの生涯。神々の協議の場面。神々が話している内容は、夫アンリ4世の死によって幼い息子ルイ13世の摂政となった主人公の悲願である、子供たちをスペイン・ハプスブルク家と縁組みさせること。ところがフランス王家とハプスブルク家は宿敵です。国内で反対のあったこの政策が、神々の意思によることを強調している場面です。
(ルーベンス作「フランスとスペインの婚姻政策についての神々の協議(連作「マリー・ド・メディシスの生涯」)」1622-1625年、パリ、ルーヴル美術館、INV1780、3.94×7.02m、北方絵画部門、リシュリュー翼)
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