マリアという星を見れば迷わない。2020.10.27 23:30ボッティチェリとフィリッピーノ・リッピの作品。聖母の青いマントに星が描かれる。マリアは「海の星」の意味。マリアという星を見れば迷わない。この教えを説いたのがフィリッピーノ・リッピが描いた人。聖ベルナルドゥスという人です。
王妃選びの美人コンテスト。2020.10.27 10:30旧約聖書の物語。エステルはユダヤ人の美しい若い女性。王の要請に従わなかった王妃の代わりに新しい王妃に選ばれる。奥に王の宴・王妃の宴。手前が「新王妃選び」。女性たちの心理描写に注目です。(フィリッピーノ・リッピとボッティチェリの共作と言われます)
ボッティチェリとフィリッピーノ・リッピの共作。2020.10.26 23:30ボッティチェリとフィリッピーノ・リッピは12歳違い。師弟で親友だったとも。リッピがボッティチェリの工房に入って間もない頃の作品。二人の共作と考えられる。描かれているのは「エステルの物語」。旧約聖書のお話です。
妖艶な魔女アルミーダ①2020.10.25 23:30解放されたエルサレム。いよいよ妖艶な魔女アルミーダの話。イスラム側の美貌の魔女。敵方十字軍の大将を籠絡しようとするが高潔なこの人には通らない。代わりに数十人の戦士を夢中にさせ連れ去るが、若き英雄リナルドが虜達を解放する。復讐に燃える魔女が恋する女に変貌する
恋する乙女エルミニアとポンパドール夫人。2020.10.25 10:30「解放されたエルサレム」。ポンパドール夫人が好んで演じたのが恋する乙女エルミニア。捕虜になったときからずっと敵方のタンクレディを想っている。瀕死の想い人を助けに敵陣営に行こうとしたり、味方陣営にスパイとしてきた想い人の側近に連れ出してくれと頼んだり。恋に夢想している一途な乙女です
メディチ家本家・メディチ家分家。2020.10.24 23:30ボッティチェリが師匠でフィリッピーノ・リッピが弟子。同じテーマ「東方三賢王の礼拝」。ボッティチェリの1枚目にはメディチ家本流の人々が。リッピの2枚目にはメディチ家分家の人々が。人物の相関関係は?講義を是非。
恋する乙女エルミニア④2020.10.24 10:30「解放されたエルサレム」。タンクレディと宿敵アルガンテの因縁の対決。タンクレディは辛くも勝つが瀕死の状態。一途な乙女エルミニアが発見。止血のためとっさに長い髪を切る。タンクレディが想い続けたのは女戦士クロリンダ。意識をとりもどすタンクレディ。エルミニアに投げかけられたのは「君は誰...
フィリッポ→ボッティチェリ→フィリッピーノ。2020.10.23 23:30フィリッポ・リッピの弟子がボッティチェリ。ボッティチェリの弟子がフィリッピーノ・リッピ。フィリッポの息子がフィリッピーノ。フィリッポ(父)→ボッティチェリ→フィリッピーノ・リッピ(子)の師弟関係。この中で一番取上げられることが少ないのがフィリッピーノ・リッピ。講義ではあえてフィリ...
ダ・ヴィンチ作品の代わりにフィリッピーノ・リッピ。・リッピ2020.10.23 15:05「東方三賢王の礼拝」。東方の賢者が誕生した救い主の礼拝に来る。未完で中断されたダ・ヴィンチ作品(2枚目)の代わりに注文されたのがフィリッピーノ・リッピの作品(1枚め)。1枚目は2枚目より3枚目のボッティチェリ作品と多くの点で共通する。
女戦士クロリンダ。2020.10.23 11:30「解放されたエルサレム」。エルミニアの想い人タンクレディは女戦士クロリンダに焦がれている。十字軍陣営に夜襲に来たクロリンダとそれと知らず一戦を交え、その胸に刃を埋め込む。最期に洗礼を頼むクロリンダ。兜を外し、タンクレディは自ら誰より愛する人を殺してしまったと知り絶望します。
恋する乙女エルミニア③2020.10.22 11:30「解放されたエルサレム」。恋する乙女エルミニアは迷い込んだ羊飼いたちのもとで日々を過ごす。木々に愛しいタンクレディの名前を刻み、報われぬ波乱に満ちた恋の物語を書き付ける。いつかタンクレディが通りかかり、自分の思いに哀れみをなげかけてくれぬかと、乙女らしい妄想に身をゆだねます。
恋する乙女エルミニア②2020.10.21 15:27「解放されたエルサレム」。イスラム世界のある国の王女であった乙女エルミニアは十字軍の捕虜となった時から敵方のタンクレディを想っている。そのタンクレディが焦がれるのは女戦士クロリンダ。エルミニアは羊飼いたちのもとへ迷い込む。羊飼いは戦いとは無縁の穏やかな生活の素晴らしさを語ります。