牡羊座。1年のスタート。2021.03.31 12:333/21頃春分の日から1ヶ月が牡羊座の期間。様々な牡羊座の表現。ベリー公の時祷書「3月」空を表す部分、同時祷書「占星人体図」、シャルトルの大聖堂、ルーヴル宮「アポロンのギャラリー」。牡羊座は12星座のはじめ。占星術的には春分の日が1年のスタートです。
愛の女神が戦の神に勝つ。2021.03.30 10:57愛の女神ウェヌス(ヴィーナス)の夫は鍛冶の神ウルカヌス。並ぶ者なき匠だが容姿はあんまり。美丈夫の戦の神、軍神マルスの方がお似合いで、相思相愛。ボッティチェリ。余裕シャクシャクの愛の女神に対し眠りこける戦の神。「愛が力に勝つ」ということです。
夜警。手の影まで描く。2021.03.30 01:51レンブラントと言えば夜警。火縄銃手組合の集団肖像画。一人一人の個性にまで迫る。中央の二人が隊長と副隊長。後者の服にできた前者の手の影に注目。ここまで描く!
レンブラント。伝統と一線を画す集団肖像画。2021.03.26 14:28レンブラントの集団肖像画。記念撮影のようだったそれまでの伝統的表現とと大きく一線を画す。自然でかつ一人一人の内面にも迫る。さてこの中で最も後の作品はどれか?3枚目。統一感までも実現しています
レンブラント。預言者ダニエル。2021.03.25 10:25レンブラント。旧約聖書を題材に人物の内面描写に迫る。ダニエルは新バビロニア帝国時代、続くペルシャ帝国時代活躍。前者の王はユダヤ人の髪を侮辱。後者の王はユダヤ人の信仰を尊重。1枚目、前者の王の滅びを示す時をダニエルが解読します。
レンブラント。旧約聖書の歴史的背景。2021.03.24 16:01レンブラント。旧約聖書に題材を取る。順にアッシリア捕囚時代、新バビロニア帝国によるエルサレム陥落直前、新バビロニア帝国時代、ペルシア帝国時代。旧約聖書は歴史的背景の理解が肝要。より味わい深く鑑賞できます。
フランス国王の有名な愛人たち。2021.03.22 11:35フランス国王の有名な愛人を描くルーヴル美術館のよく知られた三枚。順にルイ15世、アンリ2世、アンリ4世の愛人。2枚目は同名の女神になぞらえる。王よりも20歳も年上です!
ユピテル/ジュピター、サテュルヌス/サターン。2021.03.21 11:03惑星・衛星と結びつけられる神々。水星メルクリウス/マーキュリー。金星ウェヌス/ヴィーナス。月ディアナ/ダイアナ。火星マルス/マーズ。ここには木星・土星と結びつけられる神々。ユピテル/ジュピター(左)とその父サテュルヌス/サターン(右)。天に黄道十二宮。
クラナッハ。切られた首を愛撫する。2021.03.20 11:58ルーカス・クラナッハ。ユディト。剣を手にし、切られた男性の首に手をかける。指に髪を絡めさせる様子は優しく愛撫しているかのよう。微笑むのか?呆然としているのか?体をはって民族を守った英雄。ではどのように?酔わせ、寝首をかきます。
クラナッハは教訓。レンブラントは心理ドラマ。2021.03.19 11:30「サムソンとデリラ」。クラナッハとレンブラント。デリラは敵に買収され恋仲サムソンの怪力の秘密が切ったことのない髪にあることを聞き出す。クラナッハは教訓を、レンブラントは心理ドラマを含む。
娘が父を酔わせ父と交わる。2021.03.18 12:49ルーカス・クラナッハ「ロトと娘たち」。避けられ、ためらわれ、長く取り上げられて来なかったテーマ。クラナッハは思い切って取り上げた先駆者。娘たちが父を酔わせ父と交わる。旧約聖書の話。遠くに神の怒りに滅ぼされる街。
パリスの審判。権力か?名誉か?愛か?2021.03.17 15:181枚目がクラナッハ。2枚目と同じ話「パリスの審判」。女神の美人コンテスト。女神たちは贈り物で買収をはかる。最高神の妻ユノ女神は「権力」、英雄の守護者ミネルヴァは「名誉」、愛の女神ウェヌスは「美しい女性の愛」。パリスは「愛」を選ぶ。