【名品41】「シテール島への巡礼」アントワーヌ・ヴァトー2022.11.30 12:00【ルーヴル美術館の名品150選41】。海で生まれた愛の女神ウェヌスが最初に流れ着いた島。愛の女神の聖地。人物たちは巡礼者の杖・水筒を持つ。流れるようなリズムで男女が水辺の船へ向かう。聖地へ出発するのか聖地から去るのか?果たしてどちらか?
いて座のケイロンの父は。2022.11.30 10:30いて座のケイロンの父は神々の前の王サテュルヌス。王位を奪われぬよう子供を呑みこむ話が有名でよく描かれる。神々の大戦で敗れる。ローマ人はこの神はイタリアに来て農業の神になったと考え崇める。黄金時代の神ともされ2枚目左でフランスの擬人像を守る姿です。
【名品40】「フランス国王ルイ14世の肖像」イアサント・リゴー2022.11.29 12:00【ルーヴル美術館の名品150選40】。ヴェルサイユ宮殿で知られる「太陽王」ルイ14世の肖像。このとき63歳。フランス国王最高の正装、即位式の衣装。即位は5歳。つまり権威づけのための「コスプレ」。「青地に金のユリ」はフランス王家の紋章。即位式の剣他権威の象徴が盛り込まれます。
いて座のケイロンは英雄の教師②。2022.11.29 10:30先に紹介した2つの作品(2・3枚目)はルーベンス。こちらもです。いて座のケイロンは賢者で英雄の教師。教え子にはギリシア神話最大の英雄ヘラクレス、トロヤ戦争の勇者アキレスがいます。この二人もそうだとする考え方も。カストルとポリュックス。こちらは双子座になった兄弟です。
【名品39】「レースを編む女性」ヨハネス・フェルメール2022.11.28 12:00【ルーヴル美術館の名品150選39】。フェルメールの最も小型の作品。人物に接近した構図。「ボビンレース」という技法。糸巻きの糸を針にからめ編んでいく。手元の2本の糸「だけ」にピントが合っている。ここに神経が集中しています。根気と技術を要する仕事です。
いて座のケイロン以外は野蛮な怪物②。2022.11.28 11:30いて座のケイロンは賢者で唯一の例外。同じ半人半馬のケンタウロスが野蛮で好色ということを示すのがこの話。彼らの母は雲。父が同じで母は人間の異母兄弟に結婚の宴に招かれる。一人が花嫁に欲情。他の者もめいめい好みの女性に襲いかかる。狂乱の渦になります。
【名品38】「天文学者」ヨハネス・フェルメール2022.11.27 12:00【ルーヴル美術館の名品150選38】。フランスのフェルメール作品は2枚。書斎で研究に没頭する学者。天文学者。見ているのは天球儀。近くには円盤状のアストロラーベという天体位置計算用の器具。天文学は当時の実用的な学問。地理学同様。海上貿易の覇者オランダの世相を示しているものです。。
いて座のケイロン以外は野蛮な怪物①。2022.11.26 23:30怪物ケンタウロス誕生の話を描く絵画。ルーベンス。ルーヴル美術館。傲慢な王イクシオンは最高神の妻ユノ女神を誘惑しようとする。最高神は女神に似せた雲を作り王は雲を女神と思い抱く。この交わりから生まれたのが、野蛮で好色な半人半馬の種族ケンタウロスというわけです。
いて座のケイロンは英雄たちの教師①。2022.11.26 12:51いて座になったのは半人半馬のケンタウロスの賢者ケイロン。他のケンタウロスは傲慢な王と雲の間に生まれた怪物。ケイロンは唯一の例外で最高神の父が馬に姿を変えニンフに産ませる。ケイロンは神アポロンから医術、音楽、予言の技を、女神アルテミス/ディアナから弓を学び、英雄たちの教師となります
【名品37】「室内履き」サミュエル・ファン・ホーホストラーテン作2022.11.26 12:00【ルーヴル美術館の名品150選37】。意味深なタイトル「室内履き」。無造作に脱ぎ捨てられる。生活の乱れを暗示。何が起こっているか。火の消えたろうそく。開け放たれた扉。鍵。画中画。立てかけられたほうき。どう繋がるか。
【名品36】「ワインを飲む女性」ピーテル・デ・ホーホ2022.11.25 12:00【ルーヴル美術館の名品150選36】。フェルメールと相互に影響を与えたホーホの作品。娼婦の館での一場面か?既婚女性の不倫の場面か?恐らく後者。部屋の間取り、女性の服、画中画「キリストと姦淫の女」。犬。不在の夫の暗示も垣間見える。
いて座。半人半馬の人物。2022.11.25 11:30いて座の期間に入りましたね。弓を構える半人半馬の人物。この姿の種族をケンタウロスという。その有名な二人。ではいて座になったのはどちらか。1枚目ケイロン。2枚目は英雄ヘラクレスの新妻をさらうネッソス。ケイロンは賢者。それらしく衣をまとう姿です。