パリスの審判。美を競った女神と争いの女神。

パリスの審判。ルーベンス。美を競った女神は目印で特定可能。左が智恵と勇気の女神ミネルヴァ(盾と兜、フクロウ)、右が最高神の妻ユノ(孔雀)。中央がウェヌス/ヴィーナス(女性美)。「最も美しい人へ」と書かれたリンゴを争う。投げ込んだ争いの女神が上空から様子を伺う。

(ピーテル・パウル・ルーベンス作「パリスの審判」、1632-1635年頃、ロンドン、ナショナル・ギャラリー、1.44×1.93m)

名画を読み解く

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