水瓶座の話①。

水瓶座の方。水瓶座は美少年の星座。最高神が目を留めた「人間のうち最も美しい」ガニュメデスが星座になる。最高神は鷲に姿を変えガニュメデスをさらう。そこはかとない官能性が表現に含まれる。1枚目はカラッチ。神々の恋を描く場面の一つ。2枚目はルーベンスの作品です。

(アンニバーレ・カラッチ作「さらわれるガニュメデス」、1597年頃、ローマ、ファルネーゼ宮)

(ピーテル・パウル・ルーベンス「ガニュメデスの誘拐」、1611-1612年頃、ウィーン、シュヴァルツェンベルク宮殿、2.03×2.03m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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