ルーベンスが描く十二使徒⑫マティア。

ルーベンスの肖像画のような十二使徒。最後の12人目。この人は特定が難しい。プラド美術館はマティアとする。キリストの死後、裏切り者イスカリオテのユダがぬけた穴を埋めるべく協議とくじで選ばれる。キリストが選んだ十二使徒には実はもう一人ユダ・タダイがいる。そちらでないのが不思議です。

(ルーベンス作「マティア」、1611年頃、マドリード、プラド美術館、1.07×0.82m)

名画を読み解く

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