自画像を中央に。

1枚目中央に赤いかぶりものの人物。自画像といわれる「赤いターバンの男」を思わせる。これは作者の自画像である可能性大。2枚目の鏡の中にも作者らしき小さな人物が。「中央に自分を描くのですね」と講義のご感想をいただきました。本当にそうですね!

(ヤン・ファン・エイク作「ロランの聖母」、1434-1435年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV1271、66×62cm)

(ヤン・ファン・エイク作「アルノルフィニ夫妻」、1434年、ロンドン、ナショナル・ギャラリー、82×59.5cm)


名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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