鏡の面白さ。

鏡の面白さ。続き。どの作品にも正面に鏡。中に人物。画面の外にいる人物が画面の中に取り込まれる。時代順で一番先なのが「アルノルフィニ夫妻」。他の二つは恐らく影響を受けています。2・3枚目はプラド。関西で秋からプラド美術館の解説です。

(ロベルト・カンピン作「ウェルル祭壇画(部分):注文者と洗礼者聖ヨハネ」、1438年、マドリード、プラド美術館、1.01×0.47m)

(ヤン・ファン・エイク作「アルノルフィニ夫妻」、1434年、ロンドン、ナショナル・ギャラリー、82×59.5cm)

(ディエゴ・ベラスケス作「ラス・メニーナス」、1656年、マドリード、プラド美術館、3.18×2.76m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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