舟を漕ぐ人物はカロン。ここは死者が行くところ。

舟を漕ぐ人物はカロン。ここは死者が行くところ。ここでは、キリスト教的なものとギリシア神話的なものが融合していますよ。流れが左右に分かれています。どちらが正しく生きた人が行く世界か。わかりますか?

(ヨアヒム・パティニール作「冥府の川を渡るカロン」、1520-1524年頃、マドリード、プラド美術館、0.64×1.03m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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