【ルーヴル美術館の名品150選63】。フランス絵画最重要の画家の一人プッサンのよく知られた作。「詩人の霊感」。詩人に神アポロンとミューズが霊感を授ける。月桂樹の冠は詩人の栄光のしるし。画中に描かれた本には三大叙事詩「イリアス」「オデュッセイア」「アエネーイス」のタイトルが。ということは左は恐らく叙事詩のミューズカリオペー。詩人は恐らく叙事詩(英雄物語)を書く。神々は詩人には見えていない。
(ニコラ・プッサン作「詩人の霊感」、1629-1630年頃、パリ、ルーヴル美術館、RF1774、1.83×2.13m、フランス絵画部門、シュリー翼)
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