ルーベンスが描く十二使徒⑪熱心党のシモン。

ルーベンスの肖像画のような弟子たちの表現。「十二使徒」11人目。熱心党のシモン。十人目の小ヤコブと兄弟で、母はクロパの妻マリア(聖母の種違いの妹)とされる。キリストとは従兄弟とされる。熱心な人という意味か、熱心党というグループが存在したかあいまいです。

(ルーベンス作「聖シモン(熱心党のシモン)」、1611年頃、マドリード、プラド美術館、1.07×0.82m)

名画を読み解く

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