クリヴェッリ作品に描かれる鳥のお話。聖女カテリナのドレスの袖の装飾に注目。二種類の鳥。上を向くのがフェニックス、下を向くのがペリカン。ペリカンは結構たくさんの作品に実は描かれる。自らの胸をつつき流れた血で雛を養う。キリストの犠牲による救いの暗示です。
(カルロ・クリヴェッリ作「デミドフの祭壇画(部分)」1476年、ロンドン、ナショナル・ギャラリー)
(「ナルボンヌの祭壇布(部分)」、1375年頃、パリ、ルーヴル美術館、MI1121、0.78×2.08m)
(ファン・エイク兄弟作「ヘントの祭壇画(神秘の小羊の祭壇画)(部分)」、1430-1432年頃、ヘント、聖バヴォン大聖堂、3.50×4.61m)
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